石川県珠洲市での復興支援ボランティアに参加しました
こんにちは。三重県・和歌山県南部にてお墓のお仕事をさせていただいております、湊石材店の湊です。先日、石川県珠洲市へ復興支援のボランティアとして伺いました。
石川県珠洲市復興ボランティア活動 2025年11月
石川県珠洲市へ、復興支援のボランティアとして伺いました。私は、2024年6月に七尾市に一度伺って以来、今回で2回目の参加となりました。日本石材産業協会さんからのお声がけで、今回も「少しでも力になれれば」との思いで参加させていただきました。
現地へ向かう道中、七尾あたりまでは通常通り走行できるものの、珠洲市に近づくにつれて道路の凹凸や電柱の傾きが目立っており、復興がまだ道半ばであることを実感しました。走っていると車も大きく揺れて、慎重に進まなければならない状況でした。


道路の復旧や家屋の解体などの復興工事も進められていました。地震からもうすぐ2年が経とうとしている時期でしたが、まだまだ爪痕を感じる状況でした。
今回作業させていただいたのは、珠洲市のお寺様の墓地です。地震の影響で多くの墓石が倒れたり、通路に散乱している状態でした。弊社の作業としては、倒壊した墓石を一つひとつ集め、元の区画ごとにまとめて安置し、今後の修復作業がしやすいよう整理すること、そして通路の確保が主な内容でした。お参りされていたご家族様も、この状況を目にすると心が痛まれるだろうと感じました。
現地では、私の父も一緒に作業にあたり、手作業や小型クレーンを使いながら、重たい石を持ち上げて安全な場所へ移動しました。
墓地内にはお墓が倒れて散乱し、通路が塞がれている箇所もありました。後々地元の石屋さんが元の位置へお墓を戻す作業をする予定ですが、その時に作業がしやすい環境づくりにも努めました。
墓石をできる限りきれいに並べたら、落ち葉やツタ状の植物などで覆われている通路もありましたので、掃除をして通路を確保しました。

どの石がどのお墓のものか分かるよう番号を付け、後の修復に繋がるよう工夫しています。棹石や台石などの大きな石材以外にも、花立などの小物類のほかお地蔵様なども、通路を確保しながら可能な限り元の位置へ集めます。

こちらの墓地は、棹石や笠などが落ちてしまって散乱していましたので、墓地内でお墓ごとにまとめて置きました。
当日は、他の地域から来られた石材店の方々だけでなく、全国のほかのお寺のご住職様なども参加されていました。中には遠く四国から来たというお寺の方もいらっしゃいました。たくさんのボランティアの皆様と一緒に協力しながら作業をさせていただき、草刈りや掃除など、皆様がそれぞれのできることをしようとされている姿に、改めて人のつながりの大切さを感じました。
また、今回宿泊させていただいた現地の施設では、震災の被害を受けながらもすぐに営業を再開されたということでした。皆さんが工夫しながら前に進もうとされている姿に、復興への強い意志を感じました。地震から2年近くが経ち、実際に現地に足を運ぶことでしか分からない現状や想いに触れて、前回とはまた違った大変貴重な経験となりました。能登と同じ半島地域にある私たちの地域にとっても、決して他人事ではないと感じています。引き続き、私たちでもできる支援があれば、可能な限り参加したいと思っています。



