こんにちは! 三重県・和歌山県南部にてお墓のお仕事をさせていただいております、湊(みなと)石材店の湊です。新宮市にお住まいのお客様より、ペットのお墓の製作をご依頼いただきましたので、ご紹介いたします。

 

ペットのお墓 中国万年青 手描きイラスト

 

新宮市にお住まいの友人の方からペット墓のご相談をいただきました。動物がとてもお好きで、たくさんのワンちゃんや猫ちゃんを飼って大切にされているのですが、亡くなったペットのお墓が欲しかったということで、ご相談くださいました。

 

こちらは、お客様からいただいたデザインです。イラストを描くのがとても上手なお客様が、ご自分で手描きで描いてきてくださいました。お仕事でもキャラクターの絵を描いたりされていたので、せっかくなので描いてみては?とご提案すると、こんな素敵なデザインを考えてきてくれました^^ A4サイズの紙にデザインしてもらいました。

お墓の形や大きさなどについては、ご自宅のお庭に設置するということで、あまり重すぎない、自分で動かせるくらいの大きさであれば、あとは任せるよとおっしゃっていただきましたので、色々と考えてこちらからご提案を差し上げました。

 

お墓本体が出来上がってきました。大きな丸みを持たせて柔らかいイメージにして、手前にお供えができるようなスペースを設けました。また、正面から見ると分かりにくいですが、下に行くにつれて厚みを持たせて、しっかり安定するようにしました。

使用した石は、中国の万年青という濃い緑色の石で、今は大きな墓石用の石は採れなくなっているそうです。これから正面に、イラストの彫刻をしていきます。

 

中心をきちんと取り直して、ゴムシートにイラストや文字を転写して、シートをカットしたところです。お墓の石の彫刻は、サンドブラストという機械を使用します。コンプレッサーから送られるエアーと砂が混ざったものを石の表面に噴射して彫っていく方法です。つまり、カットした部分、石の表面が見えているところがこれから彫刻していく部分です。転写とカットは、得意な妻が担当させてもらいました。

 

彫刻が完成しました!

かわいらしいイラストと手書きの柔らかい文字が、心を和ませてくれる優しい雰囲気のお墓になりました。仮設置して、お庭に設置した際の雰囲気をお客様に写真で見てもらいました。

 

下に行くにつれて厚みがあるので安定するだけでなく、正面が少し斜めになっているので、彫刻したイラストも見やすい角度がついています。お客様にはとても喜んでいただけました! 自分で描いたイラストが実際にお墓になり、感慨深いものがあったようです。まさに「世界でひとつのお墓」ですね^^ 後日お客様のところへお持ちして、お庭にはご家族で設置されるということでした。

今回は、大切なペットのお墓作りでした。私自身も昔から犬を飼っていて、今もビーグル犬を飼っています。ですから、家族の一員である愛犬が亡くなった時の喪失感はよく分かります。その気持ちが少しでも安らかになればと、心を込めてお手伝いをさせていただきました。末永く大切にしていただけますと幸いです。